■Q.お位牌に入れる文字と入れない文字が分かりません 法律などによる決まりごとはありませんので、曖昧な点は菩提寺の住職様にご相談ください。 仏縁堂では頂いた文字情報をすべて位牌にお入れします。入力されてない文字を勝手に入れることはありません。 彫り文字では作業後の修正ができませんので、文字情報は十分にご注意の上ご入力ください。 以下の内容は、弊社の位牌制作経験上の一般的なお文字の入れ方です。あくまでご参考としてご覧ください。 ●【新帰元】【帰元】【新円寂】などの文字は、原則的に本位牌には入れません。 ●真言宗・浄土宗以外では梵字入れないことが一般的です。 ●家紋を入れる場合は稀です。お墓に家紋を入れることはあっても、位牌にはあまり入れません。 ●【俗名】【享年】【行年】など文字は、ほとんどの方がお入れしています。 ●【寂】【没】などの文字は3割程度の方がお入れしています。 ●文字色はすべて金色が一般的です。 ■Q.お位牌に入れる文字はどうやって送れば良いですか? ご注文時のお手続きの際に表示されるアンケートの欄にご記入ください。メールやFAXでもお受けいたします。 FAX:04-2997-9218 メールアドレス:butuendo@wine.ocn.ne.jp ■Q.お位牌の違いがよくわかりません 最も大きな違いは、普及品と国産品の違いです。 普及品は輸入品で、細部の出来にばらつきがあります。 国産品は、至るところまで丁寧に仕上げられています。 ぱっと見では分かりにくいですが、並べて見るとはっきりと違いが分かります。繊細な方には国産品をおすすめいたします。 国産品にも並塗りと上塗りがございます。並塗りは上塗りの一つ前の工程で製品化された商品で、 表面の艶が比較的マットな質感になっています。 ■Q.どんな書体にすれば良いのか分かりません 仏縁堂では、「楷書」「行書」「太楷書」「螺鈿風書き文字」「螺鈿象嵌文字」から選択が可能です。 最も一般的なものは「楷書」になります。 行書と太楷書は文字が太目で、離れていても文字がハッキリ見えます。 螺鈿文字では見る角度によって、色の変化がございます。仏縁堂のオリジナル技術です。 ■Q.文字入れの情報をどこに入れれば良いのですか? ご注文手続きの際、ご住所などの情報を入力した後に文字情報を入力する欄が出てきますので、そこに文字情報をご記入ください。 ■Q.浄土真宗ですが、お位牌を祀っても良いのでしょうか? 浄土真宗では、亡くなった方はそのまま成仏するため一般的にはお位牌が不要です。その代わりに、過去帳や法名軸を祀ります。 ただし、過去帳ではいちいち開かないと記述された法名など見ることができないため、近年では過去帳だけではなく、 お位牌も作られる方も多くいらっしゃいます。また、過去帳入れ繰出位牌でが、過去帳を位牌のようにお祀りできるので お勧めです。 供養の仕方は時代と共に変化し、仏壇の形も現代調が増えておりますので、伝統観念に縛られずにご自身の判断で お祀りするのもよろしいかと存じます。 ■Q.お位牌の設置場所や、置く順番に決まりはありますか? 仏壇は、お寺をお家の中で再現した、言わば本堂のミニチュアです。そのため、お寺と同じくご本尊を一番上の段にお祀りします。 位牌は釈尊の弟子として設置するものですので、ご本尊と同じ段に設置はせず、ご本尊より下の段に設置します。 また、同じ段の中では向かって右手が上位になります。脇侍(ご本尊の左右にお祀りする掛軸や仏像)を祀らない場合は ご本尊の脇に設置しても構いませんが、位牌の高さはご本尊の目線より低めにします。 ■Q.形と大きさの選び方が分かりません どんな形にするのか、特に決まりはありません。すでにご先祖様の位牌がある場合は、できればご先祖様の形と同じものが 望ましいとされています。また、サイズもご先祖様の位牌より一回り小さくしなければなりません。 ご先祖の位牌がなく新仏をお祀りする場合は、故人に相応しい形をお選びいただくのがよろしいかと存じます。 また、毎日お参りをされる方のお気持ち、ご意向を取り入れて決めていただくのも大切なことです。 大きさとしては、仏壇のサイズとのバランスが崩れないことが大切です。ミニ仏壇から18号までの仏壇なら3.0寸~4.0寸、 18号より上のサイズの仏壇では4.0寸から6.0寸などが目安となります。 また、位牌の高さはご本尊の目線よりも低くいものを選びます。 ■Q.位牌を制作するタイミングが分かりません 一般的には四十九日までに用意されるのがベストですが、お忙しくて間に合わなかい場合はできるだけ早めに用意をします。 葬儀の時の白木の位牌は「野位牌」と呼ばれるもので、四十九日までの間のみお祀りするものです。 故人の魂が戻ってくる時に宿ることができるよう、できるだけ早めに本位牌をご用意ください。 ■Q.分家の位牌(兄弟の位牌)を一緒にお祀りしても問題ありませんか? 大事に供養されることですので、故人にも喜んでいただけると思います。大変よろしいことだと存じます。 ■Q.開眼法要の費用について教えてください 開眼法要の費用にこれといった基準はありませんが、普段お寺とのお付き合いの頻度が高いのであれば、 少なめでも構いません。逆に、それほど頻繁にお付き合いがない場合には、多少多めにすることが一般的です。
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